グラフ作成
グラフ描画モード (N)で グラフノードアイテムと グラフエッジアイテムで構成された経路データを作成する方法を説明します。
グラフとは?
グラフはノード(Node)とエッジ(Edge)で構成されたネットワークデータです。
AMapper For ARC eyeでは道路および歩道の接続状態を表し、経路探索アルゴリズムのデータとして使用されます。
推奨ビューポートレイアウト
グラフ作成時は トップ正射投影レイアウトの使用を推奨します。(Ctrl or ⌘+2)
パースペクティブビューポートではカメラ角度によりクリック位置が歪み、意図した位置にノードが配置されない場合があります。
トップ正射投影ビューポートは垂直に見下ろす視点なので、経路を正確に作成できます。
基本的な使い方
- ツールバーでアイコンをするか、Nを押します。
- ビューポートでして最初のノードを描きます。
- 以降ビューポートでしてノードを追加します。新しいノードと前のノードはエッジで接続されます。
- Ctrl or ⌘+して最後のノードを作成するか、Enterを押して即座に完了します。
- 完成したノードとエッジはそれぞれ グラフノードアイテムと グラフエッジアイテムとして現在選択されたレイヤーに追加されます。
- Ctrl or ⌘+Zを押して元に戻すか、Ctrl or ⌘+Yを押してやり直します。
- Escを押して作成をキャンセルし ナビゲーションモード (A)に戻ることができます。
経路のマージ/分割
グラフ描画モード (N)で既存の グラフノードアイテムと グラフエッジアイテムの上にノードを作成して接続/分割できます。
新しいエッジの接続
- 最初の グラフノードアイテムにポインターを移動してします。
- 2番目の グラフノードアイテムにポインターを移動してします。
- Ctrl or ⌘+して最後のノードを作成するか、Enterを押して即座に完了します。
- 最初のノードと2番目のノードを接続する グラフエッジアイテムが作成されます。
既存エッジの分割
- 分割したい グラフエッジアイテムにポインターを移動してCtrl or ⌘+して即座に完了します。
- または、分割したい グラフエッジアイテムにポインターを移動してしてノードを作成し、Enterを押して完了します。
- 既存のエッジが消え、新しく作成されたノードと既存エッジの両端のノードを接続する新しい グラフエッジアイテムが2つ作成されます。
ヒント
1つずつ接続したり分割する必要なく、連続してノードを作成して接続/分割できます。
GeometryItemとの連結
- グラフノードアイテムは 形状アイテムと連結できます。
- 形状アイテムと連結された グラフノードアイテムは該当形状の入口点の役割を果たします。
連結対象レイヤー設定
- [または]を押して連結対象レイヤーを循環できます。
- デフォルトの
Anyの場合、現在のステージ内のすべての有効な 形状アイテムに連結できます。 - 特定のレイヤーが選択された場合、そのレイヤーに属する 形状アイテムにのみ連結できます。
連結方法
- ポインターを連結可能な 形状アイテムの上に移動すると、中心点が強調され、その位置からポインターの位置まで線分が表示されます。
- その状態ですると該当 形状アイテムと連結されます。
- 以降、連結された 形状アイテムを移動すると、 グラフノードアイテムも一緒に移動します。
- 形状アイテムと連結された グラフノードアイテムは通常のノードよりサイズが大きく、中空の形状で表示されます。
角度ガイド
- グラフを描く途中でShiftを押すと角度ガイドが表示されます。
- 角度ガイドは前のエッジの方向を基準に45度単位で表示されます。
- 他の 形状アイテムの辺や グラフエッジアイテムから開始した場合、その線分の辺やエッジを基準に角度ガイドを表示します。
ヒント
この機能はPOI領域の入口点から経路方向に直角エッジを作成する際に便利です。